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考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

長沼毅

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2015-04-23

累計読者数6
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約1時間59分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
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この本について

最近、頭では分かっているのに体がついてこないとか、考えすぎて結局動けないまま一日が終わることがよくあります。やればいいのは分かるのに、脳の中で「失敗したらどうしよう」が暴れてしまう。こういうとき、自分の性格や意志の弱さの問題にしてしまいがちですが、この本を読むと、そもそも人間の脳と体はそんなに合理的にできていないんだよな、と少し肩の力が抜けます。 面白いのは、私たちの判断や勇気の出なさが「遺伝子」や「身体性」といった、生き物としての仕組みにかなり左右されていると示してくれる点です。例えば、脳の声はだいたい不安寄りに出るから、もっと体に任せた方がうまくいくことがあるとか、「やって後悔の方がまだマシ」というのも、人間が本来持つ行動パターンとして腑に落ちます。また、失敗しても折れずに続けられる人は特別な才能というより、ただ「負けてもいい」と思える土台を持っているだけなのかもしれない、と感じました。 自分を無理に変えようとするより、生き物としての自分を理解したうえで動いた方が楽なんだろうな、と思わせてくれる一冊です。考えすぎて動けない人より、むしろ「考えても答えが出ないとき、どう立て直せばいいのか分からない」というタイプの人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「人間関係に神経を使いすぎて、毎日ヘトヘト」 「過酷な仕事がやめられない」 「眠いはずなのに、ついつい夜更かししてしまう」 そんな悩みの原因は、脳と遺伝子のチグハグな関係にありました。 現代人は、脳ばかりが暴走して、身体の限界を超えることをやってしまうバグを抱えているのです。 本書では、「科学界のインディー・ジョーンズ」が、過酷な探検と研究のなかで見つけた、 『ストレスなく、悩まずに生きる方法』を紹介します。 ・「メタ認識」のせいで人は悩むようになった ・日本人は「眠りがちな体質」 ・愛情を感じづらいのは「オキシトシン受容体」が少ないから ・インターネットは、暴力が支配する「原始時代」 ・「ネアンデルタール人」は、歌って話した ・賢い人間に進化したユダヤの一族「アシュケナージ」 …etc 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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