
戦国小町苦労譚 2 天下布武 (アース・スターノベル)
夾竹桃 and 平沢 下戸
アース・スター エンターテイメント / 2016-05-14
累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約4時間34分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事で判断を迷ったり、不安を抱えたまま動けなくなる時ってありますよね。頭では「落ち着いて対処しよう」と分かっていても、状況が悪いほど心がざわついて、余計な想像ばかり増えていく。自分でも笑えるくらい、心って扱いづらいなと思うことがあります。 この本を読んでいて印象的だったのは、信長の「不利なほど、ふてぶてしく笑う」という姿勢でした。虚勢というより、自分と味方の不安をこれ以上広げないための一種の“操作”。不安は放置すると勝手に育つから、先にその芽を摘む。仕事の場でも、人前で動揺を引きずらないだけで、まわりの空気が変わる瞬間ってありますよね。また、現代では当たり前の時間や住所、連絡手段が、どれだけ多くの人の試行錯誤で積み上がってきたのかを静子が痛感する場面もあって、「便利なものをそのまま使っているだけの自分」をちょっと見つめ直せる感覚がありました。 もう一つ、物事が思うように動かない時の「待たぬ月日は経ち」という静かな焦りに寄り添ってくれるところも、この作品の良さです。身を捨ててこそ浮かぶという言葉が出てくるように、踏ん切りがつかない心をどう扱うかを、物語の中でゆっくり示してくれます。 歴史ものというより、「不安と向き合いながら動く」人の物語として読みたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
現代よりちょっと先の未来に暮らす、平凡な女子高生静子の特技は農作業。畑からの帰り道に突然タイムスリップしてから約2年−− 相変わらず農業に明け暮れる彼女だったが、信長から「弓勝負」を持ちかけられたのをきっかけに、クロスボウを増産したり、村の拡大を機に戸籍まで作成することに。 そして例のアレの生成に成功し、軍事的支援も!? そんな中、信長はついに稲葉山城を攻め落とす。 なぜか迷い込んできた本多忠勝や、同じくなぜか面倒を見ることになった前田慶次、濃姫まで絡んできて、より一層歴史の渦に巻き込まれていく静子の運命に刮目あれ!
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