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行動経済学の逆襲 (早川書房)

行動経済学の逆襲 (早川書房)

リチャード セイラー and 遠藤 真美

早川書房 / 2019-10-17

累計読者数5
平均ハイライト数 7.8件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 51/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 53%

この本について

気づくと、やらなきゃと思ってることほど後回しにしてしまったり、正しいはずの選択よりも、なんとなく惰性で続けていることを優先してしまったりします。頭ではわかってるのに動けない、このモヤモヤはけっこう根深いですよね。自分の意思が弱いとか、性格の問題だと片づけるのも違う気がする。そんなときに、この本の視点がけっこう効きました。 行動経済学と聞くと難しそうですが、本書が扱っているのは「人間がそもそも完璧じゃない」という前提です。たとえば、ちょっとした手間があるだけで行動が止まるとか、過去に払ったコストを忘れられずに無駄な選択を続けてしまうとか、そういう現実に即した“人間側の事情”が丁寧に説明されているんですよね。読んでいるうちに、自分の行動のクセが「怠け」ではなく、仕組みとして自然に起きているものだとわかって、妙に肩の力が抜けました。また、行動を変えるときに邪魔をしている障害をどう取り除けばいいのか――心理学寄りの事例まで踏み込んで書かれているので、机上の空論で終わらないのもありがたいところです。 自分の習慣がなぜうまく回らないのかを、責めずに理解したい人にはちょうどいい一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

従来の経済学は完全に合理的な人間像を想定してきたが、そんな人は地球上に一人もいないのでは?根本的な疑問を抱えた「ぐうたら」経済学者は、意思決定の不合理を探求する心理学者たちに出会う。彼らとの協働はやがて「行動経済学」という新たな学問へと結実していくが、それは同時に、学界の権威たちとの長きにわたる戦いの始まりだった……。ノーベル経済学賞を受賞した異端児が、行動経済学の軌跡と喜怒哀楽を語りつくす!
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