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スパイスの科学 (河出文庫)

スパイスの科学 (河出文庫)

武政三男

河出書房新社 / 2015-03-04

累計読者数5
平均ハイライト数 3.2件/人
推定読了時間 約4時間4分
star総合評価 48/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 67%

この本について

料理をしていると、「なんとなく香りが弱い気がする」とか「同じ七味でも店によって全然違うのはなぜ…」みたいな、小さな引っかかりってありませんか。味そのものよりも、理由がわからない違いが積み重なると、どこを工夫すればいいのか迷ってしまうんですよね。僕自身、スパイスは興味はあるのに“感覚でやってるだけ感”がずっと抜けませんでした。 この本は、そういうモヤモヤをやさしくほどいてくれます。例えば、京風七味と長野の七味で香りが変わる理由を、原料の組み合わせや精油成分の違いから説明してくれるので、「好みの味にするには、どこをいじればいいか」が具体的に見えてきます。また、生と乾燥を混ぜるとバランスが崩れる、ブレンド後はしばらく寝かせると香りが落ち着く、サフランが高価な“理由”は雌しべ三本しか取れないからなど、日常の台所でそのまま活かせる視点が多いんです。ハーブのおひたしのように、特別な技術がいらない小さな工夫が載っているのも、実践のハードルを下げてくれます。 複雑なテクニックを覚えるというより、「香りの正体がわかると、料理の迷いが減る」というタイプの本です。スパイスを“謎の粉”から“扱える素材”に変えたい人には、静かに刺さります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

スパイスの第一人者が贈る、魅惑の味の世界。ホワイトシチューやケーキに、隠し味で少量のナツメグを……いつもの料理が大変身。プロの技を、実例たっぷりに調理科学の視点でまとめたスパイス本の決定版!
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