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【2冊合本版】歴史が面白くなる 東大のディープな日本史【古代・中世編】&【近世・近代編】

【2冊合本版】歴史が面白くなる 東大のディープな日本史【古代・中世編】&【近世・近代編】

相澤 理

KADOKAWA

累計読者数6
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約9時間35分
star総合評価 54/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 40%

この本について

歴史を読んでいると、「なんでこの人はこんな判断をしたんだろう」とか、「国の方向って、結局その時の空気に左右されるのか?」みたいなモヤモヤが残ることが多いですよね。教科書で因果だけ並べられても、実感としてつながらないまま終わってしまう感じ、僕も長く抱えていました。 この本がよかったのは、出来事の背景にあった“その時代の人々の切迫感”が見えるところです。たとえば、伊藤博文が憲法制定を急いだ理由が、理想よりも国際環境の緊張に押されていたこと。律令制の郡司が、単なる地方役人ではなく、現地の人にとって頼れる存在でもあり、中央からの支配と在地の力がせめぎ合っていたこと。さらに、白村江の戦いや日本版華夷秩序の形成など、教科書でサラッと読んでいた話が、国の存亡レベルの判断として迫ってきます。 読んでいると、「歴史って、政治的な理屈だけで動くわけじゃなく、国内の不安や周辺国との距離感みたいな“空気”で決まる瞬間があるんだな」と腑に落ちていきます。明治以降の政党政治の停滞も、専門官僚に政治家が流されていく構図など、今のニュースと地続きに感じられて、妙に背筋が伸びる感覚がありました。 教科書の知識はあるけど、歴史を「人の判断が積み重なってできた現実」として捉え直したい人に刺さる一冊だと思います。僕自身、時代の空気に振り回される感覚って現代でも同じだよなと、少し視野が広がりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

〜東大入試の日本史問題で、あなたの知らない日本史の姿が見えてくる!〜 「東大日本史」の入試問題は、“知っていれば解ける”類のものではなく、歴史学的な視点をもとにしなくては解答までたどり着けない「良問」といわれています。本書は、そんな“深い”東大日本史入試問題を題材に、古代〜中世のトピックスを扱った「古代・中世編」と、近世〜近代のトピックスを扱った「近世・近代編」の2作品を、電子書籍限定の合本版としてお届けする一冊。この電子合本版で、古代〜近代までの「東大日本史」を味わい、学び、楽しんでみてください! ※本電子書籍は、『歴史が面白くなる 東大のディープな日本史【古代・中世編】』および『歴史が面白くなる 東大のディープな日本史【近世・近代編】』を合本したものです。
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