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貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

貞観政要 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

湯浅 邦弘

KADOKAWA / 2017-01-25

累計読者数3
平均ハイライト数 38.3件/人
推定読了時間 約2時間11分
star総合評価 59/100
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この本について

仕事でも家庭でも、人に意見を求めながら進めたいのに、いざ本音で指摘されるとモヤッとすることがありませんか。自分でも「聞く耳を持てていない瞬間があるな…」と気づきつつ、じゃあどう直せばいいのかとなると途端に曖昧になる。僕自身、リーダーじゃなくてもこの壁にぶつかることが多くて、そこで手に取ったのが『貞観政要』でした。 この本が効いたのは、理想論ではなく「人はなぜ聞けなくなるのか」「どんなときに組織はゆるむのか」を、太宗と臣下の対話を通して淡々と描いてくれるところです。たとえば、外部の敵よりも自分の欲望のほうが自滅を招くという指摘は、状況に甘えたときの判断ミスをそのまま突くようでした。また、諫める側にも段階があって、信頼ができていない段階で強く言えば誹謗と受け取られるという話は、まさに職場のコミュニケーションそのままです。さらに、創業期より守成期のほうが難しいという視点は、成果が出た後に雑になる自分を思い出させました。 結局、強いリーダーシップとは暴走することではなく、耳の痛い言葉をどう受け取れるかにかかっている。この本はそれを大声で言い切るのではなく、具体的なやり取りの積み重ねで示してくれます。過度に崇める感じはなく、むしろ「みんなこんなふうに迷いながら判断してたんだな」と肩の力が抜けました。 自分の立場に関係なく、「聞くこと」や「気の緩み」が気になる人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

全リーダー必読の書! 中国史に残る天下泰平の時代をつくった政治訓とは? 中国四千年の歴史で最も安定した時代「貞観の治」を成した名君が、上司と部下の関係や、組織運営の妙を説く。現代のビジネスリーダーにも愛読者の多い、中国の叡智を記した名著の、決定的入門書! 【目次】 はじめに 唐代の地図 凡例 一、明君の条件 二、創業か守成か 三、諫める臣下、聞き入れる君主 四、かけがえのない人材 五、前轍を踏むな 六、後継者をどう養成するか 七、人を選ぶ 八、儒学を尊ぶ 九、言葉と行動に責任を持つ 関係略年表 テキスト解説 主要登場人物解説 あとがき 主要語句索引
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