ヨムナビ
座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」 (角川新書)

座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」 (角川新書)

出口 治明

累計読者数63
平均ハイライト数 27.1件/人
star総合評価 74/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 43%

この本について

仕事をしていると、「結局リーダーって何をしていればいいんだろう」「自分なんかが判断していいのか」と、立場に見合わない不安がふと出てきませんか。僕もよくあります。部下に任せると言いながら途中で口を出してしまったり、逆に孤独に耐えきれず誰かに相談したくなったり。そのたびに、自分の軸が揺らいでいるんだろうなと思わされます。 『貞観政要』は、そんな揺らぎを「気持ちの問題」ではなく、歴史に積み上がった具体的な原理として見せてくれる本でした。たとえば、任せたなら途中で口を挟まないという姿勢や、部下より先に上司が信頼を示すという順番の話は、明日からの行動をそのまま変えてくれます。あるいは、忙しく働いている部下より、暇を作ってしまうほうが不満を生むという指摘は、チームがなぜざわつくのかの原因を静かに教えてくれます。歴史の話なのに、今の職場の空気をそのまま見透かされたような感じでした。 特に響いたのは、「リーダーはオールマイティではない」と認めるところからしか始まらない、という温度感です。器を無理に大きくしようとするのではなく、中身を捨てて軽くなるという発想は、肩に乗っていた重荷をすっと下ろしてくれますし、「上司も部下も単なる機能」という視点は、無駄なプライドから距離を置かせてくれます。 リーダーの仕事に正解を求め過ぎて息苦しくなっている人に、静かに効く本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

出口 治明の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要