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マインド・コントロール 増補改訂版 (文春新書)

マインド・コントロール 増補改訂版 (文春新書)

岡田尊司

文藝春秋 / 2016-04-20

累計読者数26
平均ハイライト数 16.9件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 62/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

最近、人の意見に流されやすいとか、気づいたら集団の空気に合わせてしまって後からモヤモヤする…そんな感覚を話してくれる人、多いなと思います。自分の意思がないわけじゃないのに、気づけば誰かの価値観に乗っかってしまう感じ。僕自身も、忙しい時期ほど判断が揺れがちで、「これって自分で選んでるのか?」と立ち止まることがあります。 この本が面白いのは、「操られる側の弱さ」だけでなく、「どうやって人は追い込まれていくのか」というプロセスを淡々と示してくれるところです。秘密を共有した瞬間に主導権が動くとか、閉ざされた小さな世界にいると視野が一点に集中してしまうとか、感情ではなく構造として説明されるので、自分の過去の選択を落ち着いて見直せるんですよね。読んでいて一番効いたのは、「特別扱いされることが、人を縛る力にもなる」という指摘で、妙に胸に残りました。 とはいえ、この本は誰かを悪者にする話ではありません。むしろ「自分も条件が揃えば簡単に巻き込まれる」という前提で、どんな時に判断が弱くなるのかを静かに教えてくれる感じです。人に優しい人ほど巻き込まれやすい、というのもグサッときました。 人間関係で気疲れしやすい人や、「流されている感覚」をうまく言語化できない人には特に刺さると思います。自分の心の取扱説明書を、ちょっと冷静な視点で読み直したいときにちょうどいい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ、あなたは、だまされやすいのか? いまの時代、マインド・コントロールは、テロリストのような見るからに危険そうな集団の専売特許ではなく、親切な顔をして、いつのまにか懐に入り込んでくる。カルト集団やブラック企業のみならず、あらゆる組織が、この技術を援用している現代、氾濫する情報の海に呑みこまれないためにはどうすればいいのか。 「本書は21世紀の必読書である。マインド・コントロールは、善用も悪用もできる。この現象の強さと弱さ、特に悪用された場合の危険について知ることが、21世紀を私たちが生き抜いていく上で不可欠だ」(佐藤優氏の推薦コメント) 単行本の刊行から4年、最新の情報を盛り込むなど、大幅に加筆して中身を刷新。 ●目次 第1章 なぜ彼らはテロリストになったのか 第2章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか 第3章 なぜ、あなたは騙されやすいのか 第4章 無意識を操作する技術 第5章 マインド・コントロールと行動心理学 第6章 マインド・コントロールの原理と応用 第7章 マインド・コントロールを解く技術
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