
境界性パーソナリティ障害
岡田尊司
主婦の友社 / 2011-08-31
累計読者数20
平均ハイライト数 26件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 75/100
trending_up後半加速型
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この本について
人間関係でちょっとした言葉に過敏に反応してしまうとか、相手の態度を深読みしすぎて自分でも苦しくなることってありますよね。気分の波が大きい日が続くと、「自分だけがおかしいのかな」と不安にもなるし、そもそもの原因がどこにあるのかも分からないまま、ただ振り回されてしまう感覚があると思います。 この本は、そうした揺れの背景にどんな思考のクセや体験が積み重なっているのかを、かなり丁寧に言語化してくれます。たとえば、事実と解釈を混ぜてしまう癖がどう起きるのかとか、見捨てられ不安のスイッチが入る瞬間に何が起きているのかを、抽象論ではなく具体的な経過として示してくれる。さらに、年齢とともに落ち着いていくケースが多いことや、生活ペースの整え方、人との距離の取り方など、現実的に「今日からできること」にまで踏み込んでいます。 読みながら、自分の反応の裏側にどんな思い込みがあるのかを少しずつ探れるようになるので、「気持ちの揺れの理由を知りたい人」にとても向いています。感情に振り回されて疲れやすい時期に、地図のようにそっと置いておくと心強い一冊でした。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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出版社による紹介
【感情や思考をコントロールするのが苦手で、人間関係のトラブルを起こしやすく、自傷的な行為に及んでしまうこともある境界性パーソナリティ障害。不安定な自分を変えていく、治療とセルフケアの方法を、わかりやすく紹介します】 近年患者数が増加している境界性パーソナリティ障害。感情や思考をうまくコントロールするのが苦手で、対人関係でトラブルを起こしやすく、自分自身や、周囲の人に対する評価が不安定で、極端な高評価と低評価の間で揺れ動くことが多いのが特徴です。過度の飲酒、過食、暴力、リストカットなどの自傷的な行為や自殺企図におよぶこともあり、周囲の人を巻き込んだトラブルを起こすことも多い病気です。ダイアナ妃、マリリン・モンロー、太宰治など、著名人の中にもこの病気と考えられる人も多く、100人あたり1人から2人がこの病気をもっていると言われています。治療は、カウンセリングなどの精神療法が中心ですが、必要に応じて薬物治療も行われます。監修者の林直樹先生は都立松沢病院の精神科部長で、この病気に関する研究と治療の第一人者。豊富なイラストとわかりやすい文章で、症状と治療法を具体的に紹介します。患者さん自身が生活の中で役立てられるよう、セルフケアの具体的な方法も、豊富に盛り込みました。 ■著者プロフィール ▽林直樹(はやしなおき):1955年、東京生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院分院神経科、都立松沢病院精神科、東京都精神医学総合研究所勤務を経て、都立松沢病院精神科部長、東京医科歯科大学医学部臨床教授、東京大学教育学部客員教授、東京都精神医学総合研究所客員研究員。境界性パーソナリティ障害に関する豊富な知識と臨床経験に、患者さんや医療関係者からの信頼が厚い。
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