
FX戦略投資 実践編 (SPA!BOOKS)
水上 紀行
この本について
相場を見ていて、「結局どこで入ればよかったんだろう…」と後からチャートを何度も巻き戻すこと、僕もずっとやってきました。トレンドに乗りたいのに、気づけば逆張りしてしまったり、動き出す瞬間をつかみ損ねたり。知識は集めているつもりでも、実際の値動きの中で判断に迷うことが多いんですよね。 この本は、その“迷いどころ”をかなり具体的に言語化してくれるタイプで、読んでいて「そういう目の付けどころで見ればいいのか」と腑に落ちる場面が多かったです。たとえば、移動平均線の角度でトレンドの強さを判断する話や、±2σのバンドが縮んだ瞬間の待ち伏せの仕方、さらにはローソク足の高値・安値更新の勢いをどう読むかなど、実際のチャートで「今、何が起きているのか」を捉えるための軸がいくつも示されます。抽象的な「流れに乗れ」ではなく、レートがどこを触れたら、どんな反応が出たら、どう備えるかまで踏み込まれているところが助かりました。 もうひとつ刺さったのは、相場が動く背景をシンプルに整理してくれる点です。雇用統計やGDP、金利、そして政治リスクまで、ニュースをどう“値動き”に結びつければいいのかが明快になります。勘で振り回される時間が少し減るだけで、エントリーの迷いもだいぶ軽くなるんだなと実感しました。 テクニカルの基礎はわかっているつもりだけど、実際のチャートで判断がぶれる人や、トレンドフォローをしたいのにうまく掴めないまま終わってしまう人には特に刺さると思います。僕自身まだ迷いながらですが、値動きの捉え方が一段クリアになった一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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