
チャートがしっかり読めるようになるFX入門
佐藤正和
翔泳社 / 2016-11-07
この本について
相場を見ていると、理由はよく分からないのに突然動き出したり、いいところで入れたと思ったのに「なんでここで反転するんだ…」みたいな場面が続いて、結局ルールより感情が先に出てしまうことってありますよね。自分も最初は、ニュースとチャートを結びつけられず、焦って入っては焦って逃げるの繰り返しでした。 この本は、そういう“迷子状態”のときに地に足をつけてくれるタイプの入門書でした。例えば、為替が動く理由を「金利」「経済指標」「リスクオン・オフ」のような軸で捉えられるようになると、日々の相場の騒がしさに少し距離を置けますし、トレンドラインや移動平均線の扱いも、単なる図形ではなく「プロたちの攻防の跡」という目線で見えるようになります。勝ち負けではなく、“観察して、勝っている側に乗る”という姿勢に変わるだけで、余計な力みが抜ける感覚がありました。 もうひとつありがたかったのは、メンタルや季節性まで淡々と触れてくれる点です。焦りや悔しさは誰にでもある前提で、だからこそ事前にどう振る舞うか決めておこう、というスタンスが現実的で、自分でも続けられました。プロが動きやすい時期や、押し目になりやすい場面の考え方も、実際のチャートに当てはめながら試せます。 「チャートの基礎は分かったつもりだけど、実際の相場に落とし込めていない気がする」という人には特に刺さると思います。自分と同じように、迷いがちな人ほど読みやすい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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