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非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か (集英社新書)

非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か (集英社新書)

杉田俊介

集英社 / 2016-10

累計読者数3
平均ハイライト数 55件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 61/100
menu_book精読型
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この本について

ときどき、自分の中の弱さや怨恨みたいなものを、どこに置けばいいのか分からなくなる瞬間がありませんか。強くあらねば、優しくあらねば、と踏ん張った結果、むしろ周りを傷つけてしまったり、なぜか自分にだけ厳しい声が返ってきたり。口では平気なふりをしても、内側だけはずっとざわついたまま、みたいな。 『非モテの品格』は、そのざわつきを無理に押し殺すんじゃなく、どう扱えばいいのかをゆっくり考えさせてくれます。恨みやルサンチマンを“男らしく”なかったことにするのではなく、冗談でごまかすのでもなく、そのままの形で語れる場所をどうつくるか。弱さを抱えたまま他者の弱さに光を当てるという視点は、読んでいてかなり現実的でした。自分の中の「助けてと言えなさ」が、社会や制度の作りとどうつながっているのかも丁寧に示されていて、内省だけで終わらないのもありがたいところです。 男性嫌悪や自己嫌悪がどこから湧いてくるのか分からないまま、うまく言語化できずにいる人にはとくに刺さると思います。弱さを否定しないまま前に進むとはどういうことか、急がずに考えられる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

性体験、雇用、加齢、家族...。男性の抱える悩みが今ほどクローズアップされた時代は、過去にないだろう。男はなぜ、今の世を生きづらく感じるのか。根底にある男の「弱さ」、その先に見える「新たな男らしさ」とは?本書は、客観的な突き放した立場からではなく、男性たちの弱さに寄り添いながら問題と向き合い、たとえ愛されず、承認されずとも、優しく、幸福に生きていく方法を探った全く新しい男性批評である。
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