
マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち (集英社新書)
杉田俊介
累計読者数6
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推定読了時間 約5時間55分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について
ときどき、自分が「何かを分かったつもり」のまま止まっている気がします。差別の話題を前にすると、善意で接したつもりが空回りしたり、逆に怖くなって黙り込んだり。そんな自分の反応こそが、どこから来ているのか分からないまま放置してしまうんですよね。 この本は、その居心地の悪さを無理に消そうとはしません。むしろ「抵抗や不快感は出て当然」と前提にして、そこから自分の内側と社会の構造を一緒に見直していこうと促してきます。個人の善意や反省だけでは足りない理由や、ミソジニーが個人の感情ではなく社会の“法執行部門”として働いている、という整理は、自分の立ち位置を一段引いて考える助けになりました。さらに、マジョリティの側が抱えがちな「弱さを見せられない」「正常であらねば」という無意識のしんどさにも触れてくれるので、責められている感じよりも、自分の反応の源をじわっと理解できる感覚があります。 「結局、自分は何を変えればいいのか」と焦る人よりも、「まずは知らなかったことを知り、自分の反応の正体を確かめたい」という人に向いている本です。優等生的に“正しい男性”になろうとするより、その前段の戸惑いを扱ってくれるからこそ、無理なく次の一歩が見えるようになると思います。
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出版社による紹介
男性性や既得権、異性との向き合い方に戸惑い慄くすべての男たちに応え、性差を越えた運動の可能性を提示する一冊。
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