
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 タルマーリー発、新しい働き方と暮らし (講談社+α文庫)
渡邉格
累計読者数3
平均ハイライト数 10.3件/人
star総合評価 50/100
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この本について
仕事のペースを落としたいのに落とせないとか、好きなことに打ちこみたいのに「それで食べていけるのか」と自分でブレーキをかけてしまうとか。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回していると、いつの間にか「自分が何を大事にしたいのか」すら見えにくくなります。僕も同じで、効率や正しさのほうに気持ちを持っていかれがちです。 この本は、そういう迷いに対して大きな答えをくれるというより、視点をズラしてくれる感じが近いです。たとえば、「手っ取り早く何者かになろうとしてもダメ」という言葉は、焦って肩に力が入っているときほどスッと入ってきますし、暮らしと仕事を分けないというパン屋の営みを見ると、効率より“生き方そのもの”のほうが軸にあると分かってくる。さらに、地域の外から何かを持ってくる発想ではなく、そこにある素材や人に向き合う姿勢は、自分の働き方にも置き換えられるはずです。 大きな声でおすすめしたいタイプの本ではないけれど、自分のペースや価値観を取り戻したい人にはじんわり効いてきます。特に、「人と比べる癖が抜けないけれど、本当は丁寧に暮らしたい」と思っている人にはかなり刺さると思います。
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