
先生は教えてくれない大学のトリセツ (ちくまプリマー新書)
田中研之輔
筑摩書房 / 20170405
累計読者数3
平均ハイライト数 24.3件/人
star総合評価 61/100
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この本について
大学に入ったはずなのに、「何を学べばいいのか分からない」「講義を聞いているだけで終わっている気がする」。そんなモヤモヤを抱えたまま時間だけが過ぎていく感覚、僕もずっとありました。周りの“当たり前”に疑問を持つのって、思っている以上に難しいんですよね。 この本が面白いのは、「大学での学びって、本当はこういう構造になってるんだよ」と地に足のついた説明をしてくれるところです。例えば、自分の関心を問いに変えるときの四つの視点や、論文をどう探して読み、どう組み合わせて考えていくのか。職人の技を“盗む”ように学ぶってどういうことか。実際の授業場面や指導の細かいリアルが多くて、読みながら「なるほど、こう動けば良かったのか」と具体的に手触りが残ります。 もう一つ効いたのは、ショック体験の扱い方です。社会の現場に出ると、大学の安全な環境とのギャップに戸惑うことがあるけれど、そこで逃げずに少し耐えてみると、自分の学びの筋肉がついていく。この視点があるだけで、焦りの温度が少し下がりました。 自分の学び方をちゃんと作り直したい人、漫然と大学生活を過ごしたくない人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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