
学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書)
広田照幸
筑摩書房 / 20220511
累計読者数4
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
学校ってなんであんなに退屈だったんだろう、とか、勉強が役に立つ実感を持てないまま大人になってしまった気がする…みたいなモヤモヤ、僕自身かなり長く引きずっていました。振り返るたびに「もっと別の学び方があったんじゃないか」と思ったり。でもこの本を読むと、学校の退屈さそのものに、ちゃんと理由があったんだと視点が変わります。 特に刺さったのは、教育には必ず「誰かの意図」が入り込む、という指摘です。先生が悪いとかそういう話ではなく、そもそも教育とは「他者の学習を組織化しようとする営み」であり、そこには避けられない権力性がある。だからこそ、教師の仕事は平等を大事にしながら同時に卓越も追求するという、矛盾を抱えた現場になる。この一歩引いた見方を知るだけで、学校の息苦しさの正体が少し整理されました。 もうひとつ大きかったのは、「退屈さもまた学校の本質」という部分です。日常経験から切り離された知識を扱うからこそ、子どもは生まれ育った小さな世界から外に出るための準備ができる。つまり、つまらなさは欠陥ではなく、世界を広げるための入り口だったという視点です。自分探しに必要なのは、日常の外へ少し踏み出すことで、その土台を学校がつくっていたんだと気づかされました。 過去の学校経験にどこか引っかかりがある人、あるいは「学ぶってそもそも何なのか」を考え直したい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「道徳は教えられるか」「学校の勉強は仕事に役立つか」「教育は格差を解消できるか」「AI社会で教育は変わるか」――広い視点と多様な角度からとらえなおす。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




