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子どもが育つ からだのしつけ

子どもが育つ からだのしつけ

玉木志保美

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-04-20

累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 52/100
trending_up後半加速型
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この本について

子どもの体について、なんとなく気になることってありますよね。歩き方が他の子と違う気がするとか、抱っこの姿勢でこれで合ってるのか突然不安になるとか。病院に行くほどではないけれど、説明できないモヤモヤだけが残る感じ、僕もよくあります。 この本を読んで印象的だったのは、「体の使い方にもその子のタイプがある」という視点でした。読者の方が保存していた部分にもありましたが、脚の下り方や恥骨の向きといった、ごく具体的な“からだの特徴”を手がかりに、育ち方やつまずきやすいポイントが読み解けていきます。原因不明のぐずりや、抱っこでしっくりこない理由が、「親の見方が足りないせい」でも「性格の問題」でもなく、体の構造から説明されるのはかなり救われます。 もうひとつ良かったのは、何を変えればいいかが大げさではなく、日常の動作レベルで提示されているところです。たとえば、赤ちゃんの脚が自然に下りるタイプならこう持つと楽になる、といった小さな工夫が多い。医療でも民間療法でもなく、「生活の中でできること」が中心なので、読んでそのまま試しやすいんですよね。 完璧を目指すというより、「うちの子はこういうタイプだから、これくらいでいいか」と肩の力が抜ける本です。子どもの姿勢や体のクセがずっと気になっていた人には、特に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

勉強ができない、体力がない、集中力がない。 そんなお子さんに必要なのは、スポーツクラブや塾に通わせることではなく、 「からだのしつけ」かもしれません。 ---はじめにより 「赤ちゃんと小さな子どもたちのからだに、異変が起きている」 そう感じるようになったのは、ここ10年くらいのことです。 これまでいろんなタイプの「からだのゆがみ」を持った子どもたちを診てきましたが、最近の子どもたちは、全体的に同じようなゆがみを持ち、同じような症状を訴えるようになった、と気づいたのです。 その原因はなにかと考えたら、最近の子育て事情の変化にいきあたりました。 ベターっと開脚するタイプの抱っこひも。 早い時期から始めなさいと指導される離乳食。 赤ちゃんを思う存分泣かせられない住宅事情。 保育園や幼稚園で推奨されるやわらかい靴……。 これらはすべて、子どものからだをある方向にゆがませていきます。そして、ゆがんだからだは、アトピーやぜんそく、さまざまなアレルギーなど、現代病といわれる病気につながっていきます。 子どもにいい教育を受けさせたい。将来目指す道に進める知力をつけさせたい。どの親御さんもそう願っていることでしょう。 けれども、長年子どものからだを診てきた私は、学力や知力よりも大事なのは、「からだのしつけ」だと感じています。 なぜなら、何歳からでもスタートできる勉強と違って「からだのしつけ」は子どものころにしかできず、しかも、そのしつけがその子の一生を左右するからです。 からだのしつけは、学力や知力にも大きな影響を与えます。 正しい姿勢で座り、立ち、歩くことができる子どもは、自然と集中力が高まり、ものごとに継続して取り組める子どもに育ちます。勉強もできるようになりますし、自信も高まります。 そのための「からだのしつけ」は、13歳くらいまでにおおよそ決まってしまいます。とりわけ、軟骨が固まってくる3歳までがもっとも重要です。 今の子どもたちのからだの状態を見ていると、将来、からだを壊し病気を招いていく様子が容易に想像できます。10代から膝に痛みを抱えたり、ヘルニアになったりする子どもたちも少なくありません。意外に思うかもしれませんが、ぜんそくやアトピーも「からだのしつけ」とおおいに関係しています。 そうならないための方法をお伝えするのが、骨格の調整を生業としてきた私にできることではないか。このことが、本書を執筆する動機となりました。 「しつけ」とは礼儀作法を教えることですが、一度覚えてしまえばそれは当たり前のこととして身についていきます。 「からだのしつけ」も同じです。乳幼児のうちに、正しい骨の位置、正しい姿勢を身につけさせれば、それは一生の財産になります。 勉強に集中する力も、ポジティブで素直な心も、からだのしつけがあってこそです。あやまった情報にまどわされず、大切なお子さんのからだを守ってあげてください。 そして、一生使える、壊れないからだを与えてあげてください。
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