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傾聴力を【敬聴力】へ!!: 言わなきゃ分からん! でも 言っても分からん?

傾聴力を【敬聴力】へ!!: 言わなきゃ分からん! でも 言っても分からん?

西元康浩

累計読者数4
平均ハイライト数 2.3件/人
star総合評価 38/100
boltライト読書型
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この本について

人と話していて、「結局この人は何を大事にしているんだろう?」とか、「ちゃんと聞いてるつもりなのに、すれ違うな…」という感覚、けっこうありませんか。相手の話を否定しているわけじゃないのに、どこか噛み合わない。しかも、こちらが説明すればするほど距離ができていくような、あの妙な空気。僕自身もよくそこでつまずきます。 この本が面白いのは、いわゆる傾聴を“聞く姿勢を整えましょう”で終わらせず、「相手がなぜその価値観にたどり着いたのかを教えてもらう」という視点に踏み込んでいるところなんですよね。たとえば、相手と違う意見が出た瞬間に身構えるのではなく、「その違いが生まれた背景」を一緒に見に行くような感覚。これを意識すると、会話がちょっとずつ楽になります。相手を理解できる瞬間が増えるというより、「理解しようとしても届かない部分を、そのまま置いておける」ようになるという方が近い気がします。 個人的に効いたのは、同じところを探すクセを少し手放してみる、という提案です。共通点で安心しようとするより、違う点を丁寧に拾っていく方が、結果的に信頼が深まる。実際、職場で後輩と価値観が噛み合わなかった場面で、この視点に助けられました。意見の食い違いを解決しようと焦るより、「なんでそう思ったの?」と静かに聞いてみるだけで、相手の輪郭がはっきり見えてくる感じがありました。 衝突が嫌いなのに、会話のズレにいつも疲れてしまう人に、けっこう刺さる本だと思います。

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