
アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える (文春e-book)
アンドレアス・ワイガンド、土方奈美
文藝春秋 / 2017-07-28
この本について
データを使う仕事が増えるほど、「数字はあるのに、判断の軸が定まらない」というモヤモヤがつきまといます。正しい数字なのか、そもそも何を信じていいのか。それが見えないまま日常の選択だけが増えていく感じ、僕もずっと抱えていました。 『アマゾノミクス』を読んで救われたのは、データの“扱い方”を技術論ではなく、生活レベルの判断に落とし込んでくれているところです。信頼できるデータの見分け方は「だいたい正しいかどうかを判断できれば十分」という視点や、生データがそのままでは役に立たず、精製されて初めて意思決定に使えるという話は、現場で数字に追われている人ほど腑に落ちるはずです。また、企業側のアウトプットに対して私たちが発言権を持つという発想は、データ社会で振り回されないための実践的な軸になります。 個人的には、「企業の利益と自分の利益をどう一致させるか」を考えるくだりが特に効きました。データを渡す・使われるという受け身ではなく、どう関係をつくるかを主体的に考えられるようになると、急に視界が開けます。データに疲れている人こそ、一度この視点に触れる価値があると思います。 仕事で数字に触れる時間が長い人、アルゴリズムに振り回されている感覚がある人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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