
自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー831)
ヴァージニア・ウルフ、片山 亜紀
平凡社 / 2015-08-27
累計読者数5
平均ハイライト数 41.2件/人
推定読了時間 約2時間48分
star総合評価 81/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、本を読むたびに「これって結局どう受け取ればいいんだろう」と迷うことが増えてきました。書評を見れば真逆の意見が並んでいて、他人の評価に引っ張られそうになる。自分の感じたことより“正解”を探してしまうあの感覚、けっこうしんどいですよね。 『自分ひとりの部屋』を読んでまず救われたのは、ウルフがあっけらかんと「評価なんて時間潰し」と言い切っていたことでした。自分が書きたいことを書く、それがすべてだという姿勢に触れると、判断に迷って固まっていた思考が少し動き出します。また、創作や思索が「部屋」や「お金」といった物理的条件に左右されるという指摘も、理想論ではなく現実として腑に落ちました。自分の迷いを精神論だけで片づけない感じが、妙に安心できるんです。 さらに、ウルフが大英博物館を歩き回りながら「そもそも何を知る必要があるのか」と自問する場面は、自分の学び方にもそのまま返ってきます。偏見や既存の教養をいったん解体して、自分の視点を取り戻すプロセスは、今の情報過多の世界でもそのまま通用します。 他人の基準より、自分がどう感じたいかを取り戻したい人に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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出版社による紹介
「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」。大英博物館の本棚にはない、ものを書きたかった/書こうとした女性たちの歴史を熱く静かに紡ぐ名随想、新訳登場。
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