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悲劇的なデザイン あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?

悲劇的なデザイン あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?

ジョナサン・シャリアート, シンシア・サヴァール・ソシエ, and 高崎 拓哉

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star総合評価 63/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で何かをつくるたびに、「これって本当にユーザーのためになってるんだっけ…?」と胸がざわつく瞬間ってありませんか。しかも、時間もリソースも限られていて、倫理的に正しい判断をしたいと思いつつ、つい妥協してしまう。自分も何度も同じことを繰り返してきました。 『悲劇的なデザイン』は、そんな迷いに正面から向き合う本です。特に刺さったのは、成功の裏で誰かが負っているかもしれない「隠れた代償」をどう見つけるか、という視点です。ゴールだけでなく、ノンゴールやアンチゴールまで書き出す発想は、目先のKPIに追われて視野が狭くなりがちなときにブレーキとして機能してくれます。また、「まずもって、害するな」という医療の原則をデザインに持ち込む話も、きれいごとではなく、実際の判断の場面でどう動くかを考えさせられました。 もうひとつ印象的だったのは、ミスを犯した人を責めるのではなく、「なぜその判断に至ったのか」を自分ごととして想像する姿勢です。これはデザイナーに限らず、プロダクトづくりに関わる誰にとっても避けて通れない視点だと思います。 プロダクトを「とりあえず動くもの」ではなく、「人の行動に馴染むもの」にしたい人に刺さる一冊です。作り手として迷ったときに、自分の判断を少しだけまっすぐに戻してくれる本でした。

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