
戦略的コーポレートファイナンス (日本経済新聞出版)
中野誠
累計読者数3
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推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 74/100
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この本について
仕事で投資判断や企画書に関わると、「これ、本当に妥当なのか?」と手が止まる瞬間がけっこうあります。DCFを使えと言われても、WACCやリスク、配当の考え方まで踏み込むと、一気に霧が濃くなる感じがあるんですよね。自分もずっと同じところでつまずいていました。 この本は、その霧を少しずつ晴らしてくれるタイプの入門書でした。たとえば、WACCが“事業リスク”を映すものだと腹落ちすると、なぜ現金を多く持つ企業がローリスクになるのかがスッと腑に落ちます。さらに、増配の裏にある「経営者の自信」という情報や、M&Aで“時間を買う”という発想は、数字を超えて経営判断のリアルに触れさせてくれます。単に公式を覚えるんじゃなくて、財務の裏にあるストーリーが見えてくる感覚に近いです。 特に、投資案件や新規事業の妥当性を説明する立場にいる人にはちょうどいいと思います。派手なノウハウではなく、実務で「ここが分からない」と感じやすいポイントを丁寧に扱ってくれるので、手元に置いておくと安心感があります。読んでいて、財務は“決断を支えるための道具”なんだと自然に理解できました。
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出版社による紹介
企業の意思決定ツールとして有効なコーポレート・ファイナンス。配当政策や世界展開、M&Aなど経営戦略に活かす具体的方法を解説。
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