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トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで (中公新書)

トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで (中公新書)

今井宏平

累計読者数6
平均ハイライト数 4.7件/人
推定読了時間 約6時間34分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について

海外のニュースを見ていて、「結局この国ってどういう背景で動いているんだっけ…?」とモヤモヤすることがよくあります。特にトルコは、名前を聞く機会は多いのに、ケマルとエルドアンくらいしか知らないまま判断してしまうところがあって、ずっと引っかかっていました。 この本は、その「なんとなく知ってるけど実はよく分かってない」状態を、具体的な人の動きや制度の変化からほぐしてくれます。たとえば、ケマルの六本の矢が何を目指したのかとか、トルコの世俗主義が西欧の政教分離と何が違うのかとか、知識として覚えるというより、国がどういう方向へ舵を切ろうとしていたのかが腑に落ちる形で書かれています。また、エルドアンが市長時代も同じ床屋に通い続けた話のように、「権力者=遠い存在」というイメージが裏返る瞬間があり、政治が急に生々しく感じられます。そういう“人が動かす政治”の視点は、今のニュースの読み方にもじんわり効いてきます。 「表面的な国際ニュースだけだとどうにも腹落ちしない」という人に刺さる一冊です。トルコの話ではあるんですが、トップダウンの意思決定やポピュリズムの広がりなど、日本の仕事や組織を見るときにも似た構造があって、自分ごととして読めました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

1923年に建国したトルコ共和国。革命を主導し、建国の父となったムスタファ・ケマルは、共和主義・民族主義・人民主義・国家資本主義・世俗主義・革命主義という6原則を掲げ国家運営の舵を取った。それから約1世紀、数度のクーデタ、オザル首相の政治改革を経たトルコでは、エルドアンが政敵を排除しながら躍進を続けている。ケマルが掲げた6原則を通して、トルコの百年の足跡を振り返る。
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