
最高のリーダーほど教えない ―部下が自ら成長する「気づき」のマネジメント
鮎川詢裕子
かんき出版 / 2018-07-23
累計読者数7
平均ハイライト数 115.4件/人
推定読了時間 約3時間12分
star総合評価 75/100
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この本について
部下にもっと考えてほしいのに、つい自分が先回りして答えを言ってしまう。沈黙が不安で、説明を重ねるほど相手の表情が固まっていく。自分でも「あれ、これ結局教えてるだけでは…?」と思う瞬間、ありますよね。僕もずっとそこでもがいてきました。 この本が効いてくれたのは、「聴く」とか「質問する」が精神論ではなく、具体的に“どの場面で何を減らし、どんな情報を先に渡し、どんな問いを置いていくのか”まで書かれていたところです。例えば、部下が話し終わったあとに自分の感想を長く語りがちな癖に気づいたり、「なぜ?」ではなく「どんなふうに?」と尋ねるだけで、相手の内側を引き出す難易度が一気に下がったり。表面的な行動ではなく、その奥にある思考や葛藤に目を向けるとはどういうことかが、現場の感覚に近い言葉で腑に落ちました。 結局、部下の成長は“情報不足のまま考えさせない”“期待しすぎて急かす”といったリーダー側のクセで止まってしまうことが多いんだと思います。だからこそ、教える前の準備と、対話中の姿勢を整えるだけで、部下が自分で視点を見つけて動き始める余白が生まれる。僕自身、その変化を何度か実感しました。 「部下に答えを渡すより、気づける環境をつくりたい」と感じている人に、静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
「教える」から「気づかせる」へ 5000人以上のリーダー、その組織を変えてきた、エグゼクティブコーチが驚きのマネジメント法を初公開! 自分で「答えに」気づいた時、部下は劇的に成長する。 大事なのは「教える」ではなく「気づかせる」というプロセス 教えても、説明しても、怒鳴っても、部下が変わらなかったのは、そこに「気づき」が起こっていないからです。 「気づき」というのは発見であり、大袈裟にいえば「見ている世界が変わる」こと。 「今までこれが正解と思っていたことは、正解じゃなかったんだ」 「相手に問題があると思っていたけど、そうじゃないのかもしれない」 と、これまで思い込んでいた解釈や常識、世界の見え方がまったく違って見えるのです。 「気づき」が起きると、人は自然と変わり出します。他人に言われた言葉ではなく、自分の内側から確信した答えなので、そのエネルギーは他人に言われた指示やアドバイスの比ではなく、自分を突き動かす力になっているのです。 人は視点が変われば、行動も変わってきます。 有効な気づきが生れると自主性が増し、発想力や思考力が高まり、「自分は、本当はどうしていきたいのか」と考えられるようになっていきます。 多くのリーダーは、部下が「自分で気づくこと」の大切さに無頓着、あるいはどうすればいいのかわからないので、結果的に本人任せにしています。もちろん、気づくかどうかは本人次第です。 しかしながら、「部下が自分で気づく」ためにリーダーができることがたくさんあるのです。 ―本文より
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