
リーダーのための! コーチングスキル
谷 益美
すばる舎 / 2017-02
この本について
部下との会話がうまく続かないとか、こちらは真剣に伝えているつもりなのに、相手の表情がなんとなく曇ったまま…みたいな瞬間、ありますよね。自分もよくあって、「話す力」以前に、そもそも相手が考えやすい場をつくれているのかと立ち止まることが多いです。 この本が効いたのは、抽象的なコミュニケーション論ではなく、実際にどんな聞き方をすると相手が動き出すのかが、かなり具体的に書かれていたところでした。例えば、相手のテンポに合わせて話すだけで一体感が変わるとか、すぐに質問攻めにする前に「いいね」「なるほど」といった小さな反応を返すだけで、会話の温度がまったく違ってくるとか。聞き上手になることが“甘やかし”ではなく、相手が自分で考えるスペースを渡す行為なんだと気づけたのも大きかったです。 もう一つ、この本が良いのは「質問を相手のために使う」という視点が徹底している点。具体例を求める「例えば?」「具体的に言うと?」、広げる「他には?」といったシンプルなフレーズだけでも、相手の思考が整理されていく。結局、先にこちらの意見を言うかどうかより、「聞き切る」ことの方がアドバイスの通りやすさを左右するんだと実感しました。 自分の言葉がどうも届かない、と感じているリーダー職の人には特に刺さると思います。自分が変に“指導しなきゃ”と力んでいた部分をそっとほぐしつつ、現場でそのまま使える技がちゃんと残る一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





