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復活の日 (角川文庫)

復活の日 (角川文庫)

小松 左京

KADOKAWA / 2018-08-24

累計読者数9
平均ハイライト数 6.1件/人
推定読了時間 約5時間23分
star総合評価 52/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 47%

この本について

最近、ニュースを見ても現実感が薄いまま処理してしまうことが多くて、「本当に危ないことほど、なぜか遠くに感じるんだよな…」とよく思います。自分の生活と世界の出来事の距離がつかみにくい。危機に接しても、どこか他人事のまま。そんな自分に薄い不安だけが残る、あの感じです。 『復活の日』は、そういう“距離感のズレ”を真正面から揺さぶってきます。専門家が危険を察知しながらもパニックを恐れ口をつぐむ場面や、「たかが」から「まさか」へ状況が変わっていく描写は、ただのフィクションというより、自分の周りでも起こり得るプロセスとして刺さるはずです。登場人物たちが、それぞれ善意や理性を持ちながら、結果として人類全体では奇妙な方向へ進んでしまう難しさも、現実と地続きに感じます。さらに、どんな災厄にも終わりはあるが、問題は“どんな終わり方をするか”という視点は、状況判断の粗さを放置しないための小さな灯にもなりました。 大きなテーマを扱いながら、未来予測というより「いまの人間社会のクセ」をえぐり出してくるので、世界情勢やニュースにモヤモヤしやすい人には深くしみると思います。こんな人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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