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伝わるしくみ

伝わるしくみ

山本高史

マガジンハウス / 2018-09-27

累計読者数11
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

人に何かを伝えるたびに、「あれ、思ってたのと違う受け取られ方されたな…」と落ち込むことがあります。仕事の報告でも、気心の知れた相手との会話でも、こちらはちゃんと説明したつもりなのに、相手の反応がズレる。自分の言語化力が弱いのか、相手との相性なのか、よくわからないままモヤモヤが残るんですよね。 『伝わるしくみ』を読んで感じたのは、伝わらなさには運や相性ではなく、ちゃんと原因があるという安心感でした。特に響いたのは「受け手を理解していない」という指摘で、言葉は必ず“送り手→受け手”という構造を持ち、提案として作用するという考え方。たとえば同じ言葉でも、会議室のその人と、昨日のその人では感じる“得”が変わる。だから伝えたい内容より前に、相手の状況や尺度を推定する作業が必要になる。これに気づくだけでも、自分の言葉の組み立て方がだいぶ変わりました。 もう一つ大事だったのは、「受け手は自分がトクすると感じるかどうかで同意を決める」という視点です。といっても迎合しろという話ではなく、相手が何を“言ってほしい”と思っているのかを推測する姿勢を持つこと。そのためには、自分の中の知識や経験のストックがものを言う。言葉が機械のように作用するという考えは少し冷静すぎる感じもしますが、むしろそのくらい割り切ったほうが日常のコミュニケーションは扱いやすくなるのかもしれません。 仕事で説明に苦労している人や、会話のズレに疲れている人には特に刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「伝え方」の本はたくさんあるが、 「伝わる」しくみを書いた本はない。 シンプルにして究極のルールを、 クリエーティブ・ディレクター、コピーライター、 関西大学社会学部教授でもある、 コミュニケーションのプロが、満を持して公開! 今までいろいろな本を読んでも まだまだ悩みが絶えない多くの方に贈る 最新にして最終案内 一度体得すれば、無限に応用可能。 “伝わる体幹トレーニング”を、この一冊で。 本書の基本、「伝えるフローチャート」とは! (画像をご覧ください) ●このフローチャートは、 「インプット」することと 「アウトプット」することからできています。 ●多くのコミュニケーションに関する本は、 5「伝える」にあたるところを重視しています。 つまり「アウトプット」。けれども、そこにたどり着きたければ、 「インプット」することから始めなければなりません。 ●「伝わる」かどうかは「受け手がすべてを決める」と考えています。 そのためには「受け手の言って欲しいことを言ってあげる」ことが必要です。 ●ではその「言って欲しいこと」とは何なのか? それを的確に考えるために必要なものが 2「脳内データベース」です。 これを豊かにするためには、 1「経験」&「脳内経験」 が必要です。 フローチャートを「川」に例えれば、「脳内データベース」は、 考えるためのデータを貯め込む「ダム」や「貯水池」。 「経験」&「脳内経験」は、そこに源流からの水を注ぎ込むもの、 ということになります。 ●「脳内データベース」が充実すれば、 3「発想する」 の質と量が大幅にアップします。上手に伝えるためには、受け手と同じ 4「共有エリアに立つ」必要がありますが、 発想が貧弱だとそれができません。 ●このような長い流れを経て、ようやく 5「伝える」に至るわけです。 遠回りなようで確実な、「伝わるしくみ」を、 この本でぜひ体得してください!
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