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脳をだませばやせられる――「つい食べてしまう」をなくす科学的な方法

脳をだませばやせられる――「つい食べてしまう」をなくす科学的な方法

ステファン J.ギエネ and 野中 香方子

累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 41/100
boltライト読書型
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この本について

食べすぎたわけでもないのに体重がじわっと増えたり、目の前のパンやお菓子に「別にそこまで食べたいわけじゃないのに」手が伸びてしまう。理屈ではわかっていても、気づけば負けている感じってありますよね。僕もずっと、意思の問題なのか、食べ方なのか、何と戦えばいいのかよく分かっていませんでした。 この本が面白いのは、「脳がどう判断しているか」に焦点を当てているところです。たとえば、高タンパクの食事が空腹感そのものを弱めてくれるという話は、単なる食事術ではなく、体の“飢餓反応”をどう静めるかの視点で語られます。また、精製炭水化物や油・塩が積み重なると、主観的価値が跳ね上がって、気づかないうちに「そっちを選ぶ前提」で脳が動いてしまうという説明も、日常の食べすぎの輪郭をはっきりさせてくれます。 さらに、未来の自分をリアルに想像すると、脳が“今より未来を重く見るモード”に切り替わるという話も興味深いです。ペストリーを前にしたときの「今日の快楽 vs 先の自分」という、あのどうしようもない対立に、少し違う選択肢が生まれる感じがあります。努力を詰め込むのではなく、脳が判断しやすい土台を整える、そんな立ち位置の本です。 自分の意思に自信が持てない人よりも、「なんで自分はこう判断してしまうんだろう」と仕組みから知りたい人に特に刺さると思います。

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