
グサっと痛いけど超やる気が出るドSな言葉
七尾 与史
すばる舎 / 2018-12
この本について
仕事に向かっているつもりなのに、気づいたら同じ画面を何度も眺めて終わっていたり、人に頼るのが下手でひとりで抱え込んでしまったり、「本気を出せていない感じ」だけが増えていく時ってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、空回りしてるような、どこから立て直していいのかわからないあの感じです。 この本は、そんな時にやけに刺さる一冊でした。語り口はドSなんですが、言っていることは妙に現実的で、「確かにそこ、見て見ぬふりしてたな…」と急所をつかれるような感覚があります。たとえば、同じ資料を見続けてても新しい考えは出ないから、一度意図的に席を離れて頭をまっさらにすること。優秀に見える人ほど、人に意見を聞きながら進んでいること。相手が誰でも、本気で作ったものはちゃんと伝わるから、そこで手を抜くと結局自分に返ってくること。どれも小さなことなんですが、行動が一歩変わると、気持ちの停滞がほどけていく感じがあります。 読むと「やらなきゃ」という焦りではなく、「この一歩だけなら動けるかも」と思えるところが、この本のいちばん助かるところだと思います。厳しい言葉なのに、不思議と突き放す感じがないんですよね。自分で考えて、自分で動くしかないけど、まだやれる余地はあるはずだろ、と肩を小突かれているような距離感です。 こんな人に刺さると思います。頑張りたいのに、最近どこかで鈍ってしまっていると感じている人。今の自分をちょっとだけ前に押したい時に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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