
星系出雲の兵站2 (ハヤカワ文庫JA)
林 譲治
早川書房 / 2018-10-25
累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約4時間18分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事でも生活でも、「頭ではわかってるのに、現場になるとうまくいかないな…」って瞬間がけっこうあります。計画どおりにいかない理由が自分の甘さなのか、そもそも構造的な問題なのか、その境目が判断しづらいんですよね。 『星系出雲の兵站2』を読んでいて刺さったのは、まさにその“構造”に向き合う視点でした。たとえば「歩兵も機材も液体じゃないから空間のムダができる」という一文。言われてみれば当たり前なのに、実際の仕事になると忘れがちな制約なんですよね。理想の効率化より、まず現物が持つ限界を認めるところから始まる感じが、自分の課題と重なりました。さらに「結論よりプロセスが大事」という姿勢も、急かされる毎日の中で置き去りにしてしまっていた視点を思い出させてくれました。結果だけを追うと、なぜそうするのかを説明できなくなり、あとで自分の首を絞めるあの感覚です。 この作品はSFですが、兵站という地味なテーマを通して、私たちの身近な「うまく回らない理由」を丁寧に見せてくれます。システムの欠陥や前提条件のほころびに気づけるようになるので、無駄な自責が減るのもありがたいところです。 仕組みづくりや段取りでいつも悩みがちな人に刺さる一冊だと思います。私と同じように「なんで思い通りに回らないんだろう」と感じているなら、意外とヒントが見つかります。
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出版社による紹介
準惑星天涯でガイナスに辛勝した人類。しかしその勝利は、出雲・壱岐両星系の政治・軍事各所に微妙な軋轢を作り出すことになる。
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