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陰の実力者になりたくて! 01

陰の実力者になりたくて! 01

逢沢 大介 and 東西

KADOKAWA / 2018-11-05

累計読者数5
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間34分
star総合評価 37/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事でも趣味でも、自分の「こだわり」をどこまで貫いていいのか分からなくなる時ってありますよね。周りと比べると自分だけが妙に細かいことに熱を入れている気がして、ちょっと恥ずかしくなるあの感じ。僕もよく迷うんですが、『陰の実力者になりたくて! 01』を読んだ時、その迷いが少しほぐれました。 この物語の芯には、主人公が自分の美学や努力の積み重ねを、他人に理解されなくても静かに続けていく姿があります。例えば「借り物の力では最強になれない」という一言や、天性では埋まらない部分を技術で補おうとする姿勢。これはファンタジーのバトル描写でありながら、普段の仕事で「才能がないし」と思いがちなところに小さな逆光を差してくれるんですよね。フィジカルより工夫、派手さより積み重ね。そういう視点に触れると、自分のやってきた地味な準備にも意味があったのかもしれないと思えてくる。 もう一つ刺さるのは、主人公の“どうでもいいもの”と“どうでもよくないもの”の線引きの仕方です。他人から見ればくだらないと言われるようなものでも、自分にとって守りたいと思えるなら、それだけで十分なんだと教えてくれる。現実では大事な価値ほど説明しづらいけれど、その感覚を肯定してくれる物語って意外と少ないんですよね。 なので、この本は「自分だけのこだわりを持ってしまうタイプの人」に刺さります。バトルものとしてももちろん面白いのですが、読後にそっと自分の小さな信念を拾い直したくなる、そんな一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』 みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!? 主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。 この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、 力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。 これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、 「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、 どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……? ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、 シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、 そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていくーー。 『小説家になろう』の超人気作が、加筆修正の上、待望の単行本化!
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