
LifeArt: 日々の生き方を創るツール マンダラートブックス
今泉 浩晃
この本について
最近、自分が何を大事にしたいのか言葉にしづらいまま、毎日だけが進んでいく感じがありませんか。やりたいことがないわけじゃないのに、いざ整理しようとすると頭の中が一気に濁ってしまう。僕もずっとそのループにいました。そんなときに手に取ったのが「LifeArt」。読者の方が保存していた “マンダ=求めるもの、ラ=成就する” という説明にまず引っかかり、この本は単に目標を並べる道具ではなく、「自分が本当に望んでいる状態」を掘り起こすための装置なんだと腹落ちしました。 実際に使ってみると、気合や根性とは別のアプローチで、自分の考えが少しずつ輪郭を帯びてくる感覚があります。たとえば、漠然と「もっと自由に働きたい」と思っていたのが、本で示される枠組みに当てはめていくと、「自由に感じられる時間帯」「やりたいことを試す余白」「誰と関わりたいか」みたいに具体的な要素に分かれ、行動に落とし込みやすくなっていきました。また、幸せ=自分の時間を豊かにすること、という一文にも助けられました。成果や肩書きではなく、日々の時間の質に視点を戻せると、焦りが少し和らぐんですよね。 この本は、大げさに人生を変えようとする人よりも、「今の生活をごまかさずに整えたい人」に向いている気がします。劇的な変化を約束するわけではないけれど、自分の内側にある“求めるもの”を静かに拾い直すきっかけにはなるはずです。僕と同じように、やるべきことより“ありたい状態”から考えたい人にはちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
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