
これからの人生論: 新しい時代の生き方をデザインする マンダラートブックス
今泉 浩晃
この本について
最近、ふと「ここ数年で自分って何が変わったんだろう」と立ち止まることが増えました。仕事のやり方も暮らし方も、気づけば環境に引っ張られて変わっている気がするのに、その変化を自分の言葉で説明できない。そんなモヤモヤを放置したまま走り続けるのもしんどいんですよね。 この本の面白いところは、「時代は変わったか?」「社会は変わったか?」「自分は変わったか?」と、順番に問いを投げかけてくるところです。しかも抽象的に考えるのではなく、実際に10年単位で“変わったことを書き出す”という、手を動かす前提のアプローチになっています。読みながら、変化の波に受け身で流されていたつもりが、いつの間にか自分でも舵を切っていた部分があったことに気づかされました。 もうひとつ刺さったのは、「Form follows function」という考え方を、生活や働き方にまで持ち込んでいる点です。形だけ整えようとするんじゃなくて、何のためにそれをやるのか、機能を先に見きわめる。AIに何を任せるかを考えるのも同じで、目的のデザインを自分で決めないといけない。そんな当たり前のことが、日々の忙しさの中で抜け落ちていたなと感じました。 自分の変化をただ振り返るだけじゃなく、「これからどういう形で生きるか」を設計し直したい人に向いている本です。今の状況をがらっと変える必要はないけれど、一度立ち止まって“どんな変化を自分は望んでいるのか”を確かめたいタイミングに、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
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