
減らす技術 新装版
レオ・バボータ
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2015-07-30
この本について
気づけば、朝から通知やタスクに追われて、気力だけが削られていく日ってありますよね。私も「やってる量は多いのに、進んでいる感じがしない」というモヤモヤがずっとありました。そんなときに救われたのが、この本の“減らす”という考え方でした。何かを足すんじゃなくて、先に削る。その視点に変わるだけで、日常の扱い方がけっこう変わります。 たとえば「1日の大事な仕事を3つだけ決める」「朝いちばんでそのひとつだけを片づける」。聞けば当たり前なんですが、実際にやってみると、一日の密度が驚くほど落ち着きます。また、情報やタスクを捌き切ろうとせず、自分が受け入れる量に“制限”をつける。この発想があるだけで、やらなきゃいけないことが減るというより、意識の焦点がはっきりしてくるんですよね。私自身、進行中のプロジェクトを全部書き出して上位3つだけ残したとき、ようやく頭のスペースが戻りました。 この本は、劇的な変化を約束するタイプではなくて、「日々のちょっとした迷路から抜ける道筋」を静かに示してくれる感じです。小さく始めること、シングルタスクでやること、毎日ほんの一歩でいいからゴールに近づくこと。そのあたりが刺さる人には、かなり実用的に響くと思います。 タスクの多さより“集中できなさ”に疲れている人に向けて書かれている本です。私と同じように、まずは余白を作りたい人には合うと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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