
デマ・陰謀論・カルト―スマホ教という宗教―(新潮新書)
物江潤
新潮社 / 2022-11-17
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この本について
スマホを触りながら「なんでこんな情報ばかり出てくるんだろう」と思うこと、ありますよね。自分の意思で選んでいるつもりなのに、気づけば気分や考え方まで誘導されているような感覚。そこにうっすら不安を覚えている人には、この本がかなり落ち着いて向き合うきっかけになります。 読んでいて刺さったのは、人は結局「物語」を求めてしまうという指摘でした。刹那的に生きているようでいて、心の奥では自分の居場所や役割を説明してくれる筋書きがほしくなる。その欲求に、スマホが過剰に応えてしまう構造が丁寧に描かれています。また、高齢者が過疎や孤独のなかで“スマホ教”に救いを見いだしてしまう場面は、単純な批判では片づけられず、自分だったらどうかと考えさせられます。さらに、自己決定と宗教の関係を扱う章では、自由であることが必ずしも心を軽くするとは限らないという逆転の視点があり、日常の迷いにも直結しました。 情報の真偽そのものより、「なぜ今の自分がその物語に惹かれるのか」を静かに見つめ直したい人に、とくに合う一冊だと思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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出版社による紹介
反ワクチン、Qアノン、闇の政府、ゴム人間etc.ネット上のトンデモ陰謀論やデマを妄信する人々=「スマホ教徒」の正体に迫る。
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