
スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方 (ポプラ新書)
山極寿一
累計読者数4
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 57/100
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この本について
スマホを見ている時間が長いだけで、誰かとちゃんとつながれている気になる。でも実際は、近いはずの人と気持ちが遠くなったり、情報に触れるほど不安が増えたりして、あれ…これって何なんだろうと思うことがありませんか。僕も「つながっているはずなのに孤独」という感覚をときどき抱えます。 この本が面白いのは、「人間はそもそもどうやって安心をつくってきたのか」という、生き物としての視点に引き戻してくれるところです。スマホが悪いと言い切るのではなく、「脳のキャパは増えていないのに、つながりだけが無限に広がった結果、意識が追いついていない」という説明が妙に腑に落ちました。食事を一緒にする、同じ時間を共有する、身体で相手を感じる──そんな当たり前の行為が、実は信頼を生む“仕組み”だったんだと気づかされます。また、著者が話す“スマホ・ラマダン”の感覚も、デジタルから距離を置くことでようやく自分の輪郭が戻ってくるあの感じに近くて、試してみたくなりました。 テクノロジーと共存しつつ、人間としての感覚をどう守るかにモヤモヤしている人に刺さると思います。情報を増やすより、信頼のつくり方を思い出したいときに静かに効く一冊でした。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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出版社による紹介
京大総長で、ゴリラ研究者の著者による「未知の時代」のつながり方、真に人間らしい生き方を問う。
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