
芸術闘争論 (幻冬舎文庫)
村上隆
幻冬舎 / 2010-11
累計読者数5
平均ハイライト数 12件/人
推定読了時間 約5時間50分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 69%
この本について
手を動かさなきゃいけないのは分かってるのに、つい考えごとだけで一日が終わってしまう。批評や知識ばかり増えて、実際に自分の作品や仕事にどう落とし込むかで止まってしまう。そんなモヤモヤに心当たりがあるなら、『芸術闘争論』はわりと刺さると思います。村上隆が語る「敵は自分の中にある」という話は大げさな精神論ではなく、曖昧さの中に隠れてしまう自分の怠さをどう突破するか、現場の泥臭さごと見せてきます。 読んでいて一番効いたのは、「コンセプトだけ語っても意味がない」という冷静すぎる視点でした。立派な言葉を並べたくなる瞬間って、実は行動していない自分をごまかすための逃げなんですよね。村上はそこを容赦なく突いてくる。もう一つは、作品づくりを“執念の具現化”と呼んでいたところで、これは芸術に限らず、長く続く仕事ほど結局は技術と体力と執念の積み上げなんだと腹に落ちます。さらに、構図や圧力、歴史のレイヤーといった具体的な視点が提示されるので、「才能がある人の謎の勘」みたいなものを別の角度から見られるのも救いでした。 一緒に悩みながらでも、とにかく“現場に立つしかない”と背中を押してくれる本です。自分の表現や仕事に手触りのある前進を作りたい人に向いています。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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出版社による紹介
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