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最高の雑談術 ~乱談のセレンディピティ~ (扶桑社BOOKS文庫)

最高の雑談術 ~乱談のセレンディピティ~ (扶桑社BOOKS文庫)

外山 滋比古

扶桑社 / 2018-11-30

累計読者数8
平均ハイライト数 10.1件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

雑談って大事だよな、と思いつつ、いざ人と話すと当たり障りない方向に流れてしまう。勉強して知識を増やせば会話も豊かになるはず…と期待しても、実際は思ったほど変わらない。そんなモヤモヤを抱えたまま、日々のコミュニケーションに小さな行き詰まりを感じている人は多いと思います。 この本がおもしろいのは、「知識を詰め込めば話が面白くなる」という前提をあっさり裏切ってくるところです。むしろ、耳を開いて、思いついたことをそのまま出す“乱談”のほうにこそ、考えが化学反応を起こす瞬間があると言う。間違ってもいいから喋る、人と混ざる、一見ムダに見える朝の散歩や遠回りの思考が、あとから効いてくる。読み進めるうちに、会話や思考を「整えようとしすぎていた自分」に気づかされます。 雑談が得意になりたいというより、考えることそのものを少し軽くしたい人に向いている本です。何かを変えようと力むのではなく、日々の会話や読書の中に“余白を残す”感覚が静かに育つ。僕自身、朝のほうが頭が自由だと気づいてから、作業の配置をゆるく入れ替えました。そういう小さな調整が、意外とあとで効いてきます。 「最近、知識は増えてるのに思考は固くなってる気がする」という人には特に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

聞くこと、話すことには発見がある!シロウト同士の放談で、教養以上の英知が身につく 230万部突破!『思考の整理学』雑談版! 「知の探究者に大反響『乱読のセレンディピティ』待望の続編! 話すことは、読むことより容易であるように考えるのも、教育のつくり上げた迷信である。何でも話せるわけではないが、文章にするよりはるかに多くの深いことを伝えることができる。もちろん、愚にもつかぬ“おしゃべり”が多いけれども、本当の心は、文字ではなく、声のことばにあらわれる、ということを理解するのは、いわゆる教養以上の知性を必要とする。 “目で考える”人間は孤独を好む。“ひとりで考える”ことは、主観的になりやすい。すぐれた知能は、視覚的思考によって育まれるより、聴覚的思考力によって伸びると考えられる。ひとりではなく、仲間といっしょに、語らい合っているうちに発動する思考力というものをわれわれは、これまでほとんど問題にしたことがなかった。ひとりではなく、同志と、本を読むのではなく、談話によって、新しい文化を開発することができる。そういう信念をもとにして、クラブ的芸術、思考を模索していくと、乱談の思考、セレンディピティ(serendipity)に至るというわけである。――本書より ※本書は二〇一六年六月、扶桑社より刊行した『乱談のセレンディピティ』を改題、追記し、文庫化したものです。
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