
Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか
プレジデント社 企画編集部「経営企画研究会」、村田 聡一郎
President Inc / 2018-12-14
この本について
デジタル化って必要だと言われ続けているのに、現場は忙しいし、人も足りないし、結局どこから手を付けるべきか分からないまま時間だけが過ぎていく…。僕自身もそんなモヤモヤをずっと抱えていました。単なるIT導入の話ではなく、仕事の考え方そのものをどう変えればいいのか、腑に落ちる説明がほしかったんです。 この本が面白いのは、「なぜデジタルなのか」を、建設業界の実例を使ってとことんフィジカル側から説明してくれるところでした。若手が入ってこない現場で、どうやって労働生産性を上げるのか。ICT建機が主役ではなく、少ない人数で現場を回すために“電子を走らせる”という発想が軸にある、という視点はかなり現実的です。また、デジタルとフィジカルを別の世界として捉え、その掛け算で既存事業の価値を拡張するという説明は、抽象論ではなく、実際に何を判断すべきかの目線を整えてくれます。 さらに刺さったのは、「自社開発したら負け」という言葉の背景にある、世界では当たり前の“勝ち筋”の構造です。なぜ日本企業は遅れたのか、どこから巻き返せるのか。その説明が無駄に強気でも悲観的でもなく、ただ淡々と現状を分析していて、妙に腹落ちしました。 自分の会社のデジタル化を「何となくの義務感」でやりたくない人、現場の負荷を本気で減らしたい人には特に刺さると思います。読んだあと、「うちの現場でまず電子を走らせるのはどこだろう」と自然に考え始める本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




