
ファンドのプロと考える初めての資産運用 人生100年時代の投信活用術
勝盛政治
この本について
資産運用を始めたいのに、制度の違いとか税金まわりがよく分からなくて、結局「あとで調べよう…」で止まってしまうことってありませんか。僕もつみたてNISAと確定拠出年金のどちらを優先すべきかでずっと迷っていて、細かいところを人に聞くのも気が引けて放置していたタイプです。 この本は、そういう“最初のつまずき”を丁寧にほどいてくれる実務寄りの一冊でした。例えば、証券口座を開くときに「源泉徴収あり」を選ぶとどう処理されるのか、運用管理費用はどこを見ればいいのか、目論見書のどの欄を押さえておけば安心なのか。どれも小さな話に見えるけれど、実際に手を動かすときに必ず迷うところで、個人的にはかなり助かりました。また、新興国だけに投資する商品を避ける理由や、なぜ株式中心でいいのかといった“選択の根拠”を、感情ではなく構造で説明してくれるので、判断するときの軸がぶれにくくなります。 制度の活用についても、若いうちはつみたてNISAと確定拠出年金をどう組み合わせるか、収入に応じてどこまでやれば現実的か、といった踏み込んだ話があって、実生活に落とし込みやすいです。特に「自分の信用力をどう使うか」という視点は、貯め方だけでなく人生設計まで考え直すきっかけになりました。 投資の情報に触れすぎて「結局どれを選べばいいの?」と混乱している人に向いている本だと思います。ここで一度、考え方をシンプルに整理したいときにちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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