
トレンドフォロー大全 上げ相場でも下げ相場でもブラックスワン相場でも利益を出す方法
マイケル・W・コベル、山口雅裕
累計読者数4
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 32/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
相場を見ていると、結局どこまで行っても「人間の感情に振り回されてるだけでは…?」というモヤモヤが残ることがあります。ニュースや専門家の意見を追いかけても芯がつかめず、急落が来ると自分の判断が全部間違っていたような気がしてしまう。僕自身もその揺れに何度も巻き込まれてきました。 この本が面白いのは、市場を“物理法則”ではなく“人間そのもの”として扱っているところです。バブルやパニックの歴史を淡々と並べて、「結局、人は合理的ではない」という前提から逃げない。そのうえで、価格だけに基づいて淡々と従うトレンドフォローが、なぜ感情の波に強いのかを丁寧に説明してくれます。特に、ニュースやファンダメンタルズを一度手放してみると、逆に心が静かになる感覚は、実際にチャートを触っている人ほど腑に落ちるはずです。 もう一つ刺さったのは、「戦略そのものより、規律を守れるかどうかがすべて」という断言でした。勝ちやすいルールより、“守り抜けるルール”のほうが生き残りやすいという視点は、損失や停滞の時期に迷いやすい人間の性質を前提にしているからこそ重い。これは投資だけでなく、仕事の判断にもそのまま持ち込めます。 感情に振り回されがちだけど、相場ともう少し長く付き合えるやり方を探したい人に、静かに効いてくる一冊です。
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