
植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム
ステファノ・マンクーゾ, アレッサンドラ・ヴィオラ, and 久保 耕司
累計読者数7
平均ハイライト数 7.6件/人
推定読了時間 約4時間13分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%
この本について
仕事でも私生活でも、自分の考え方が固まってしまっていて、「別の視点がほしいのに、思考のクセから抜けられない…」と感じることがよくあります。とくに人間中心の価値観がしみついていると、世界の捉え方そのものが狭くなっているんじゃないか、という不安がじわっと残るんですよね。 この本は、そういう行き詰まりを真正面からひっくり返してくれました。植物が単なる“背景”ではなく、20もの感覚を使って状況を判断し、においで会話し、仲間かどうかを見極め、必要なら協力する。その行動原理を知ると、自分が勝手に作っていた「生物ピラミッド」がどれだけ偏っていたのかに気づきます。とくに、植物が中央司令室を持たずにネットワークとして振る舞うという話は、組織やチームの問題を考えるときのヒントにもなりました。根が光から逃げ、葉は光を奪いにいくという正反対の性質も、単純な「こうあるべき」の思考から距離を置くきっかけになります。 派手さはないけれど、世界の見え方が静かに更新されるタイプの本です。自然科学が好きな人だけでなく、「思考の枠組みを少しほぐしたい人」にこそ刺さると思います。
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出版社による紹介
「植物に知性はあるのか?」この問いをめぐって、はるか昔から論争がくり広げられてきた。トマトは虫に襲われると、化学物質を放出して周囲の仲間に危険を知らせる。マメ科の植物は細菌と共生し、それぞれにとって必要な栄養分を交換しあう。動けないからこそ、植物は植物独自の“社会”を築き、ここまで地球上に繁栄してきた。その知略に富んだ生き方を、植物学の世界的第一人者が長年にわたり科学的に分析し、はじめて明らかにした刺激的な一冊。本書を一読すれば、畑の野菜も観葉植物も、もう今までと同じ目では見られなくなるだろう。
読んだ内容を、もう忘れない。
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