
黒部源流山小屋暮らし
やまとけいこ
山と溪谷社 / 2024-02-14
累計読者数4
平均ハイライト数 3件/人
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
日々の予定に追われていると、頭のどこかで「もっと広い世界を感じたい」と思うのに、スマホの画面から離れられないまま一日が終わってしまうことがあります。やりたいことはあるはずなのに、生活が細かいノイズで埋まっていくような感じです。 『黒部源流山小屋暮らし』を読んでいる人が保存していた部分を見ると、派手なエピソードというより、山小屋を支える人たちの「具体的な手間」や「現場の知恵」に惹かれているように見えました。暗い時間帯だけ発電機を回す工夫や、荷物を人力で担ぎ上げる昔の話、微生物が働く条件まで気にしながら生活を回していく姿。どれも特別なことをしているわけではないのに、暮らしの輪郭がくっきり見えてきます。日々の雑音に流されがちな自分にとって、こういう“生活を自分の手でつくる感覚”は、思い出すと少し姿勢が変わるんですよね。 この本は、自然礼賛とかスローライフ的な理想を押しつけてくるタイプではなく、淡々とした山小屋の日常から、「自分の生活ってどこまで手触りがあるだろう」と考えるきっかけをくれます。変わった登山客が訪れる小屋でのやり取りなんかも含めて、山の向こう側に人間くささがしっかりあるのが心地いい。 日常の速度に少し疲れたとき、生活を“運用”ではなく“営み”として見直したい人に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
豊かな大自然、生き生きとした動物たちの姿、小屋のリアルな日常が目に浮かぶ。 やまとけいこさんの名イラストエッセイ集『黒部源流山小屋暮らし』をついにヤマケイ文庫化! 北アルプスの山小屋の中でも、黒部川の岸辺という特殊な環境にある源流の小屋、薬師沢小屋。 働いて当時12年目だったやまとさんのリアルな山小屋ライフを、小屋開けから小屋閉めまでの時間軸に沿って、楽しい文章とイラストで紹介。 文庫化にあたって、支配人昇格後を綴った書き下ろしの原稿と新規イラストを収録。
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