
マーケティングプロフェッショナルの視点
音部 大輔
日経BP / 2019-04-05
この本について
仕事でマーケ施策を考えていると、「どこから手をつければいいんだろう」とか「結局、何を基準に判断すればいいのか」があいまいなまま進んでしまう瞬間がよくあります。私もそのモヤモヤにずっと悩んでいて、場当たり感だけが増えていく時期がありました。 この本が助かったのは、マーケティングを“作業の積み上げ”ではなく“認識を変えるプロセス”として捉え直せたことです。競合の見方ひとつ取っても、「革新的だから競合はいない」という思い込みを丁寧にほぐし、実際には消費者のお財布や時間と競合している現実に引き戻してくれる。さらに、未来の活動を設計するパーセプションフロー・モデルが示されていて、カスタマージャーニーとは違う“これからの一連の流れ”として施策をつなげる視点をもらえました。 もうひとつ刺さったのは、「誰がブランドの声を出すべきか」という話です。肩書きより“知識量”を軸に議論すべき、という指摘は現場での違和感にすごく近くて、結局は消費者理解を持つ人から意思決定が始まらないと、ブランドの一貫性が保てないんですよね。 戦略をちゃんと組み立てたいけれど、情報が散らばっていて毎回ゼロから悩んでしまう人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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