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マスターからの手紙~超訳『老子道徳経』~

マスターからの手紙~超訳『老子道徳経』~

雲黒斎

小学館 / 2019-04-08

累計読者数4
平均ハイライト数 47件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 68/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

最近、誰かの言葉に振り回されたり、自分の反応がやけに過敏だったりして、「結局いま見えている世界って本当なのか?」と立ち止まる瞬間が増えてきました。情報を集めても腑に落ちないまま、気づけば判断基準がどこか他人まかせになっていたりします。 この本は、そういう“モヤモヤの正体”を、ふわっとではなく具体的に示してくれました。いちばん大きかったのは、「あるがままの現実はひとつでも、解釈の現実は人の数だけある」という視点です。自分が抱えている不安や不足感が、実は“解釈の癖”から生まれていると気づくと、目の前の出来事の扱い方が変わります。さらに、反応が起きた瞬間の身体の感覚や思考を観察するだけで、勝手に走り出す思い込みから少し距離を置けるようになります。そしてもうひとつ大きかったのは、何かを手に入れる方向ではなく、“元に戻る”という発想です。頑張り続ける方向ではなく、余計な力みを抜いたところに自分の自然な選択が立ち上がる感じがありました。 ガツンと行動を変えるというより、「解釈に飲まれずに、生をそのまま味わいたい」という人に向いている本です。僕自身、迷っている最中に読み返すと、余白のようなものが戻ってくる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

過去も未来も手放せば、愛と安堵だけが残る。 人の幸せの本質を伝える言葉として長い間語り継がれている老子経。何度も多くの訳者・作家の筆によって書籍化されているが、その難解さから、真髄に迫るものはない、とも言われてきた。 新時代のスピリチュアリストとして独特な言葉を紡ぐ雲黒斎が、老子の言葉を現代語で「超訳」してみると、いまを生きる私たちの苦しみを癒やす力に充ち満ちていた……。 無知を知ること、慈愛を持つこと、争わないこと、安心して生きること。 「解釈の現実」ではなく、「あるがままの現実」を生きること。 そして、「過去」も「未来」も手放せば、「いまここ」にやすらぐことができる。 いまだ正体の知れない「老子」と呼ばれる人物=“マスター”からの珠玉の教えが、老子訳史上最高に優しい言葉で、真の幸せの意味を気づかせてくれる。 (本作は2016年刊行の同著者『ラブ、安堵、ピース』を再編集した作品です)
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