
未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること 未来の年表 (講談社現代新書)
河合雅司
講談社 / 2019-06-19
累計読者数6
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 70/100
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この本について
人口減少の話題って、どうしても「大きな問題」として語られがちで、自分の生活とは距離があるように感じてしまいます。でも実際は、住む街の選択や働き方、親の介護、そして地域の元気さみたいな日常の判断にじわじわ影響してくるんですよね。僕自身も、引っ越し先を考えるたびに「この街はこの先どうなるんだろう」と曖昧な不安だけが残っていました。 この本がよかったのは、そのモヤモヤを「具体的な風景」に変えてくれたところです。京都の住宅供給が止まり、若い世代が転出している現実や、札幌が“ところてん式”で若者を集めている構造、地方の自治体職員が減りすぎて行政サービスが届かなくなる未来など、数字と現場の両方で語られるので、自分の暮らしと地続きで考えられるようになるんです。また、イタリアの小さな村が企業誘致で息を吹き返した例や、オランダの働き方改革の話など、日本以外の事例が挟まれることで、「縮む中でどう豊かさを守るか」の想像がしやすくなります。暗い話ばかりに見えて、実は視野を広げてくれる本でした。 自分がこれからどこで働き、どこで暮らすのかを現実的に考えたい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らしているのか? 累計75万部超の『未来の年表』シリーズ著者最新作!映画に登場するゴジラが大都市を次々と破壊していくように、人口減少は、10年後、20年後の日本のどの地域を、いつごろ、どのような形で襲っていくのか?今回は、これまで誰も本格的に試みることのなかった2つのアプローチに挑んだ。1つは、現在を生きる人々が国土をどう動いているのかを追うこと。もう1つは、「未来の日本人」が日本列島のどこに暮らしているのかを明らかにすることだ。2045年までに全自治体の人口がどう変動するかをまとめた、最新版の「日本の地域別将来推計人口」が公表されて以降、その詳細を深堀りした一般書はなかった。本書はその先陣を切るものである。
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