
いきなりドラマを面白くする シナリオ錬金術 シナリオ教室
浅田 直亮
累計読者数6
平均ハイライト数 6.3件/人
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%
この本について
創作をしていると、「人物が動かない」「葛藤をつくれない」「そもそもキャラをどう設定すればいいのか分からない」という壁にぶつかりがちです。自分も同じで、出来事だけ積み上げてもドラマにならず、どこか薄っぺらい感じが抜けない時期が長く続きました。 この本が面白いのは、そういう“作れない苦しさ”に、性格という一点から切り込んでくれるところです。弱さやダメさをひとつだけ決めると、そこから葛藤が自然に生まれる感覚はかなり実践的でした。「出来事があるから行動する」ではなく「性格があるから行動が決まる」という視点に切り替わるだけで、登場人物が急に人間っぽくなるんですよね。しかも、その性格は観客の“自分と同じだ”と思える共通性にもなり、同時にちょっとした憧れにも変わる。ここが読んでいて一番刺さりました。 もうひとつ助かったのは、人物を多面的に見るコツが丁寧に書かれていたことです。仕事では優秀でも家では尻に敷かれている、というような生活のあらゆる場面を描くという発想は、シンプルだけど思いつけていなかった部分でした。まとまりそうになったら引っくり返す、という発想も「止める」ことでドラマを動かす感覚が身につきます。 シナリオを書く人だけでなく、「人物の動機づけにいつも自信が持てない」というタイプにはかなり刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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