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ストラクチャーから書く小説再入門

ストラクチャーから書く小説再入門

K.M.ワイランド and シカ・マッケンジー

フィルムアート社 / 2014-03-25

累計読者数16
平均ハイライト数 38.9件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 76/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 43%

この本について

小説を書いていると、「出だしが弱い気がする」「人物が動かなくて話が止まる」「気づいたら説明ばかりになっている」みたいなモヤモヤって、何度もぶつかりますよね。自分も原稿を読み返すたびに、何が足りないのか分からず固まってしまうことがよくあります。 『ストラクチャーから書く小説再入門』は、その行き詰まりを“抽象的な理論”ではなく、“どこで何がズレているのか”という視点で整理してくれる本でした。特に、読者の多くが保存していた部分を見ると、みんな「冒頭の掴み」と「人物の動き」に悩んでいるんだなと感じます。始まりをどこから切り取ればいいのか。何を見せれば読者が知りたいと思うのか。人物がじっと立ち止まっているだけで物語が鈍るという指摘は、原稿の停滞感に悩んでいた自分にはかなり実感がありました。 さらに、この本が面白いのは、冒頭だけで終わらず、25%地点の転機やミッドポイントの“役割”までしっかり扱ってくれるところです。中盤で主人公が受け身から攻めに変わる瞬間をどう描くか、後半で敵の存在感をどう積み上げるかなど、書いていると迷いがちな部分の根拠が具体的に整理されていきます。プロットの流れを感覚だけで追っていた自分には、道標が立つような感覚でした。 「冒頭の掴みが弱い気がする」「人物の反応が書けず、プロットが止まる」と感じたことがあるなら、この本はかなり刺さると思います。理屈っぽすぎず、でも現場で迷ったときに手を伸ばせる実用書です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

好評いただいている『アウトラインから書く小説再入門』著者の第2弾は、映画の構成を小説に応用したストーリー構築の極意。豊富な事例をもとに、物語を書くためのメソッドを徹底解説します。 物語は三幕構成で作られる。ハリウッドの脚本術では定説ですが、その「型」を小説に応用するというと、自由を制限されることに戸惑うひとも多いかもしれません。しかし「型」がわたしたちの生理と本能に組み込まれた普遍のリズムを拠り所にしているとしたら…? 本書では、傑作に欠かせない「構成」=ストラクチャーについて、映画脚本術をもとに指南します。単なる“ひらめき”を作品化し、独創性と個性を最大限に引き出すために大切なこととは何か。勘を頼りに書けても確かな技術は身に付きません。物語にインパクトを持たせながらもバランスと整合性を生み、最後まで書ききることができる強い物語に必要なことを、それぞれストーリー(物語)の構成、シーン/シークエル(場面/つなぎ)の構成、文の構成など10ステップに分解し、丁寧に解説します。 「型にはめたら個性が出せなくなる」と心配ですか? でもそれは誤解です。構成は作品を形づくるのに必要な枠を与えてくれるだけで、その枠を使って物語が成立するか確認し、自信と確信を持って創作ができるようになります。 構成は創作活動をするあなたを支え、はばたかせてくれます。初めての方も、すでに仕組みを勉強されている方も、ストーリー構築の極意について新たな発見ができるでしょう。とくに、ライトノベル、ゲームシナリオ、エンタメ小説のライティングには有益な一冊です。
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