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ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)

バートン・マルキール and 井手正介

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star総合評価 72/100
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この本について

投資の勉強をしていると、「結局どこまで分析すればいいのか」「自分の判断ってどれくらい当てになるんだろう」と、妙な不安が残ることが多いんですよね。僕も個別株を触り始めた頃は、情報を追うほど迷いが増えていく感覚がありました。 『ウォール街のランダム・ウォーカー』は、そのモヤモヤに地に足のついた視点をくれる本でした。値動きの多くは読み切れないものだと認めつつ、それでも「どういう原理で価格がつくのか」「何を押さえれば長期で戦えるのか」を、具体的な根拠と歴史をもとに示してくれます。例えば、60銘柄前後で非システマティック・リスクがほぼ消える話や、インデックスを軸に据える理由は、感覚ではなくデータで説明されていて納得感がありました。また、企業の価値が未来のキャッシュフローで決まるという考え方が、自分がニュースを見る時の視点を静かに整えてくれました。 派手な必勝法は何も出てきませんが、その代わりに「長く相場と付き合うなら、結局こういう考え方に戻ってくるよね」という現実的な基準が手に入ります。特に、個別株を見る時に自分の“確信度の根拠”が揺らぎがちな人には刺さりやすいと思います。 迷いながらも、投資を長く続けたい人のための一冊でした。

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