
ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方
一圓 克彦
明日香出版社 / 2019-08-01
この本について
ひとりで仕事をしていると、「どうやって新規を取ればいいんだろう」とか「営業は苦手だけど、このままじゃ不安だな」とか、ずっと同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。僕もそうで、頑張って発信しても反応がなくて、自分のやり方が合っているのか分からなくなる時期が長く続きました。 この本が面白いのは、「劇的なノウハウを身につけろ」とは言わず、むしろ地に足のついた“続け方”や“関係の育て方”に徹底しているところです。著者が100本・1000本と積み重ねてきた発信の話は、文章の巧さより「この人はこの領域でずっと考えてきた」という重みが効くのだと教えてくれます。既知の人に向けて発信を続ける理由や、上流に視点を移すことで単価も提案の幅も変わる話は、僕自身「そういえば全然できてなかったな…」と素直に刺さりました。 もう一つ、大きな救いだったのが“売り込まない設計”です。プレ商品で距離感をつくり、必要なタイミングで思い出してもらえる位置に自分を置く。お得意様を無理に増やすのではなく、10社に全力を注ぐ。その姿勢がまわりまわって安定につながる。数字よりも、人の感情や心理の揺れをベースにした考え方なので、読んでいて変な圧がありません。 ひとりで仕事していて、「営業が苦手」「でもちゃんと続く仕組みを作りたい」と感じている人にはすごく向いています。大きなジャンプより、小さな積み重ねで仕事を安定させたいタイプの人にちょうどいい本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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